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執筆者の写真ウレシカ整体

CASE71 そのストレッチ本当に大丈夫?


CASE71 そのストレッチ本当に大丈夫?

とあるスポーツジムでの事。肩甲骨の可動域を広げるために腕を後ろに回し、そこで更に腕を交差するようにトレーナーがストレッチをかけたら、肩が痛くなってしまい服の脱ぎ着ができなくなってしまったとの事。

上の絵のように後ろに引っ張りながら腕を交差させるようにグイグイとストレッチをかけられたそうです。。。。そりゃあ、肩痛めますよね。

肩甲骨はがしや肩甲骨リリースなんて言う手技、技法をよく耳にします。どれがいいとか悪いとかは言いませんが、何をするにしてもまずは

「なぜ、肩甲骨の動きが悪くなっているのかを正しく評価しなければなりません」

コレが出来なければ、どんな手技、技法を使っても効果が発揮されません。どの筋肉がその可動に制限をかけているのか正しく評価してから行いましょう。

このお客様は以前に肩関節の手術を受けられていて肩関節にボルトが入っていました。お客様は今回の事で心配になり主治医に再度診てもらったところ、骨に異常はなかったそうですが、当店にいらっしゃった時は服の脱ぎ着ができないという事でした。施術後には問題なく行えるようになり、肩甲骨もしっかりと動くようになりました。

今回のお客様の場合は主に肩甲下筋の短縮が原因でした。骨に異常もなく痛みも無くなり良かったです。

今まで色んな名前の付いた手技、技法がありましたが、きっとこれからもずっと、新しい名前の付いた手技、技法は生まれてくると思います。でも、何をするにもまずは「正しく評価」しなければなりません。これを怠っては体を回復させるどころか悪化させてしまう恐れがあります。

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